交際前ならしょうがない
まだお付き合いもしていない段階で、片思いの人に失恋したなら獅子座はそれほど気にしません。
もちろん気持ちは傷つきますが、傷ついたのは愛情ではなく自尊心。
「私を選ばないなんて・・・なんて愚かな人」くらいに思っているかもしれません。
失恋を肥やしにして、さらに魅力的な自分になろうとプラスに考える力も持っていますから、たとえ思いが成就しなくても、さらに素敵な恋愛が待っているといえそうです。
感情移入していない段階での獅子座の恋は軽やかなものなので、つぎのターゲットを求めて進んでいくでしょう。
肉食系の獅子座は、恋愛においてはハンターなのです。
真剣ならパニックに
独特の感性を持っている獅子座はじつはとても繊細で、真剣に好きな人とは情熱だけでなく信頼関係で結ばれたいと願います。
そのため、もし恋人に嫌われてしまったなら、精神的に混乱してパニックに陥ってしまうでしょう。
恋人が去っていっった後は放心状態で、なにも考えられる状態ではなくなります。
人に拒否されることをできるだけ避けて生きている獅子座は、愛する人に逃げられるなんて想定外。
愛を失った悲しみと、自分を裏切ったことへの怒りが混ざり合い、愛への自信も崩れ落ちたなら完全に混乱してしまいます。
獅子座が最も恐れる「孤独」が目の前に迫ってくると、精神的な混乱はさらに強まっていくでしょう。
元気さをアピール
軽い恋愛ならたとえ失恋しても話のネタにして笑い飛ばしてしまいますが、真剣な恋であればあるほど口を硬く閉ざします。
たぶん普通は逆で、軽い失恋なら自分で気持ちを整理して、真剣な恋だった場合は友達にあれこれ相談するでしょう。
しかし、自尊心の強い獅子座は、自分の弱さをさらけ出すことがなかなかできません。
おまけに恋人に捨てられたなんて、自分の負けを認めるようで友達にもなかなか言うことはできません。
そのためムリをしてでも元気さをアピールして、どうにか自尊心を保とうとするでしょう。
もし友達に相談するとしても1人もしくはごく少数。ゼロの可能性も大いにあります。
周囲の人の同情を買おうとしたり、自分の敗北を見せるようなことはまずしないでしょう。