好き嫌いはハッキリ
なにごとも白黒つけたがる獅子座は、人間関係においてもやはり同様で、好きな人と嫌いな人をはっきり区別して考える傾向があります。
仕事などであればやむをえませんが、それでもどこか表情に固さが見られたりして、よく観察していると感情が見え隠れしていたりするものです。
獅子座は嫌いだと思う人とはムリをして付き合うことはせず、意識的に距離をおきます。
もしそうすることで孤独な状態になるとしても、獅子座はその道を選ぶでしょう。
自分の考え方を曲げてまで、どんな人とも分け隔てなく接し、博愛精神を発揮するというのは獅子座の付き合い方ではありません。
激しい気性がある一方で、好きな人には心からの愛情を注ぐのが獅子座のお付き合いの方法です。
プラスになる人を求める
おつきあいをする時、ただその関係を楽しむだけでなく自分にとってプラスになったらよいと考えるのが獅子座です。
相手の話を聞いてあげるだけとか、癒してあげるだけというような関係は好まずに、いつもギブアンドテイクであることを望みます。
自分の人生に刺激を与えてくれる人とか、なんらかのヒントを与えてくれるような人のことが大好きで、そういった人には自分から近づいていくでしょう。
そうやって自分にプラスになる人を自然に選別していくので、人脈を広げることを目的にしているわけでなくても、気がつくと良い知人に恵まれていたりするでしょう。
刺激をくれる人だけでなく、癒してくれる人も必要なので、その両方を確保しているかもしれません。
孤独な社交家
明るく社交的に見える獅子座でも、心の中では自分のことを人付き合いが下手だと感じている人が沢山います。
傍からは「社交性があってうらやましい」なんて思われていても、本人の中ではどこか苦手意識があったりするのです。
豪快に見えていて、実は人間関係に対してデリケートな感覚を持っている獅子座は、見えないところで相手に気を使っていることもよくあります。
「孤独感」というのは獅子座の人間関係においてのキーワード。
孤独を恐れる気持ちが心の奥に隠されていて、それを感じないようにするために社交性を発揮していたりするのです。
たくさんの友達に囲まれていながらも、どこか孤独さを感じることがあるのが獅子座なのです。