失敗をおそれる
負けず嫌いでがんばりやな獅子座は、負けることを恐れるあまりに行動に移せないことがあるかもしれません。
獅子座に限ったことではありませんが、やりたいこと/やるべきことがあるにもかかわらず行動にうつさないままでいると、運気はどんどんと落ちていってしまうものです。
人によってはひたすら思索にふけることでお金を生み出す人もいますが、残念ながら獅子座はそういうタイプではありません。
失敗を恐れるということは、自信を持てずにいるということなので、なにごとにもネガティブになりがちで、結果的にマイナスの方向に向かいやすくなるでしょう。
中には、絶対に負けを認めたくないために自分の殻に引きこもってしまう人もいるかもしれません。
そうなると獅子座の人生はそこで停止して落ちていってしまうでしょう。
虚栄心に生きる
人生を思う存分楽しみたいという気持ちと、他者に負けたくないという気持ちが合体すると、強い心を持っていない人は欲望に流されてしまうかもしれません。
「あるべき自分」という理想の姿を先取りしすぎて「価値ある自分にふさわしい生活」を送ろうとしたなら、虚栄の中に生きていかなければならなくなるでしょう。
獅子座はイマジネーションが豊かで、その想像力によって自分自身を創りだしていきますが、そのプロセスで等身大の自分と理想の自分の区別がつきにくくなることがあるかもしれません。
自分を客観的に見ることができる人は良いですが、そうでなければ努力もせず勘違いしたまま生きていくことになりかねません。
いちど虚栄のワナにはまってしまったなら湯水のごとくお金を使い果たし、気づけば借金だらけということもありえます。
他者を攻撃するばかり
獅子座が豊かでいつづけるために必要なことは、謙虚な姿勢と他者に対する包容力だといえるでしょう。
持っているエネルギーがもともと強いので自らコントロールしなければ、自分や他者を傷つけてしまいかねないのです。
もし自分の能力を過信して「いまの地位も名誉も収入も自分がすごい人間だからだ」なんて勘違いしてしまったなら、遅かれ早かれ、その獅子座は引き摺り下ろされていくでしょう。
人望のない獅子座は長く幸せでい続けることはできません。
人生が上手くいかないと感じるときに、自分を省みることなく他者を攻撃ばかりしていたなら、事態を好転させるどころか転落していってしまうでしょう。
自我の強い獅子座には、それと同じほどの謙虚さが必要なのです。