自分基準
獅子座は自分の中に確固とした価値観をもっていて、それを動かすことには大変な困難を感じます。
考え方というのは本人次第で柔軟に変えられるはずのものですが、獅子座は自分で設定した価値観を動かすのがとても苦手なのです。
そのため、他人が獅子座の考え方を変えようとするのはほぼ不可能に等しいといえます。
そもそも獅子座は、自分の中にある価値観を他者の意見を聞いて修正しようなどとは考えもしないでしょう。
獅子座は自分がそういった固定的な基準を持っているので、他者も同じだと考えがち。
時として人の意見をまったく受け付けない事があるのは、人々の多様性にはあまり思いを巡らせることがないからかもしれません。
白か黒か
マイルドで中庸な考え方を好む人がいる一方で、白黒はっきり付けないと気が済まないという人もいます。
獅子座はあきらかに後者で、中間的な考え方をするのは得意ではありません。
そういった考え方が好きではないということもありますが、はっきりしていないと判断をつけにくいということもあるでしょう。
しかし、これはあくまで頭の中の話。
不要な諍いを避けるため(もしくは面倒くさいので)人前ではマイルドな意見で妥協することは結構あります。
獅子座はウソをつくのが下手なので、そんなときには無言になったり無表情になったりするため見ていてわかり易いかもしれません。
人によっては、冗談と本気を交えながら、鋭い突っ込みを入れることもあるようです。
実力&本物志向
価値観を自分の中にしっかり持っている獅子座は、より良い自分になることを目標に一生をかけて努力します。
個性を求めていくプロセスにおいて実力をつけ、「本物の自分」を創りあげていくのが目的です。
そういったこともあって獅子座はかなり本物志向で、人物でもモノでも、質の高いものを好みます。
質が高いといっても上品だったり洗練されたものである必要はなく、中身のある充実したもの、プロフェッショナルなものであることが重要です。
人に対しても同様なので、○○の専門家というような人には強い興味を持ち、自分から近づいていったりします。
普段は人に教えられることを嫌がる獅子座ですが、相手が本当に実力のある人だとわかると、別人のように謙虚な姿勢をみせたりします。