孤独を恐れる
元気で明るく友達が多い獅子座ですが、じつは心の奥には孤独を恐れる気持ちを持っています。
そのことが獅子座の意識に上ることは多くなく、その代わりに友達を沢山作ったり、いつも仲間と一緒にいたりして、あまり感じないようにしています。
獅子座にとって友達が多いということは心の安定につながっているといえるでしょう。
人付き合いが得意ではない獅子座の場合は、家族や恋人など特定の人と一緒にいたがります。
そんな人たちが自分を放置したり、一人ぼっちにされてしまうと孤独感がつのり、それが怒りに変わってしまうことすらありえます。
孤独を感じないためには手段を選ばす、好きでもない人と一緒にいることもあるかもしれません。
完全に孤独な生活を楽しむというのは獅子座には難しいことといえるでしょう。
負けることを恐れる
いつも自分が勝者でいたいと思う気持ちがあったなら、気楽に生きるのは難しくなるかもしれません。
獅子座はものごとに対して白黒つけたり、上下関係を区別したり、勝ち負けをつけたがるところがあります。
2つに分けて考えることで、相手と自分の立場がどのように違うのかをはっきり認識したいと思うからです。
判断基準が「自分」である獅子座は、2つの区分のうちの負け組に入ることを無意識のうちに恐れています。
獅子座はプライドが非常に高いため、負けた状態でいつづけることには耐えられないでしょう。
多くの場合、それは獅子座が勝手に感じていることで、周りはそんなことは考えていなかったりしますが、それでも獅子座にとっては同じこと。
自ら作り出した劣等感に耐えられず、人と関わることをやめてしまうこともありえます。
ダークサイド
明るく朗らかに人と接する獅子座ですから、他者からの評判は良いものになりやすいようです。
しかし、多くの獅子座は心の中に暗い部分を持っていて、一人になるとそのダークな部分が心に広がってしまうこともあるでしょう。
外では素晴らしい人格者なのに、家に帰ってくると暴君だったりなどもありえるかもしれません。
これらのことは、獅子座の心の奥にある不安や恐怖や弱さに由来するものです。
心の中から強くなることをあきらめてしまった獅子座は、それを見つめる勇気も持てないまま、自分を外界に押し出します。
そうなると外に見せている姿はただのハリボテにすぎません。
深く関わりさえしなければ、たとえハリボテでも人は気づかないものでしょう。
虚構の自分を作り出してしまった人は、自分自身も欺いてしまうのです。