負けず嫌い
12星座の中でも男性性が強いといえる獅子座は、外へ向かっていくエネルギーが強いといえます。
そして、たとえ引っ込み思案の獅子座の方でも、そうできるだけの勇気を持ちたいと無意識に感じていたりします。
もし何かを挑まれたなら、たとえ本心ではやりたくないと感じていても受けて立とうとするかもしれません。
その理由はシンプルに負けることがいやだからだったりします。
獅子の場合、好戦的というよりも自分の尊厳を守るために勇気を出してがんばろうとするというイメージです。
これは獅子座の基本的感覚で、他者に対してだけでなく自分自身に向けることもありえます。
例えば、自分の欠点に向き合うのは本当はいやだけれど、さらに成長するためにやむをえず向き合ってみるというような感じです。
獅子座にとっての戦いは、相手を倒すためというよりも、自分が負けないためのものといえるかもしれません。
楽しむことが大切
クリエイティブな感覚をもつ獅子座は、アートからパフォーマンスまで、ありとあらゆる面でその創造性を発揮します。
獅子座はひとことでいうと「表現」を伴うこと全般に優れた才能を持っているといえます。
獅子座は個性的な感性をもっていますが、それを表現することあまりを恐れません。
そのため獅子座のアーティストなどは、クラシカルで正統派のものだけでなく、独特でユニークな作品を残しやすいといえるかもしれません。
エンターテイメント性の高い獅子座の基本感覚は、「楽しむことを大切にする」です。
自分が楽しんで、それによって他の人もハッピーにしていこうとするのは、まさにエンターティナーといえます。
獅子座は注目をあびることにあまり抵抗がなく、快感を感じやすい傾向があるので、素質も充分といえます。
混ざるより突出
人は生まれながらにして独自の感覚をもっていて星座ごとに違いが見られます。
たとえば、他者に共感してひとつになることを好むのが蟹座だとすると、獅子座はその逆で、他の人よりも突出することを好みます。
他者と混ざり合っているうちは個性というものが生まれないので、個としての自分を確立して生きていくにはどうしても目立つ必要があるわけです。
「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、そういった環境だと獅子座は生きにくさを感じやすいかもしれません。
ですが逆にそんな環境だからこそ、獅子座の存在が際立つともいえます。
気が付くと突っ走っていたりする獅子座ですが、それは獅子座の長所でもあるのです。