お世辞やおべっか
自分に正直でありたいと願う獅子座は、ウソを付くのがどうも好きではありません。
行動について多少誤魔化すことがあったとしても、自分の感情には正直でありたいと考えます。
そのため自分の意見を相手にストレートに伝えることが多くなり、場合によっては誤解されることもあるかもしれません。
さらに人に対して、お世辞やおべっかなどを言うのはもっと苦手。
そもそも相手を褒めるということ自体に抵抗がある獅子座もいたりします。
会話の潤滑油として相手を褒めることが必要だと思ったなら、相手の良いところを見つけて針小棒大に称えるでしょう。
しかし、まったく良さが見つからないときは無言になってしまうはず。
小さなことを膨らませて話すことはできますが、まったくのゼロからお世辞を言うことは獅子座には出来ないのです。
二番手に甘んじる
敗者になることを嫌う獅子座はできるかぎり上位の座にいたいと願います。
そのため自分が2番手以下だとどうにも居心地がよくありません。
たとえば社長ではなく秘書だったり、専門家ではなくアシスタントだったり、ご主人様ではなく執事だったり(?)すると、なんだか気持ちがモヤモヤしてしまうでしょう。
がんばればいつか自分も上に上っていける可能性があればまだ良いのですが、そうでない場合は、言い知れぬストレスが湧き上がってくるはずです。
獅子座の場合は反抗心が強いというより「そもそも自分がなぜ下にいなければならないんだ?」という感覚なので、二番手に甘んじるのは苦手中の苦手なのです。
視点を変える
なにかの問題が持ち上がったとき、獅子座は自分が変わるのではなく、相手が変わることを期待します。
獅子座の支配星である「太陽」のように、自分ではなく周りの星々が動くものだと感じているのかもしれません。
プライドが高く、頑固で、柔軟性がない、なんて書くと獅子座はゴリゴリのボスに聞こえますが、確かにそういった部分はなきにしもあらず。
実際は、これらをうまくコントロールして良い面を見せる獅子座のほうが多いものの、頑固さが強調されると手ごわい人物になるでしょう。
とくに思考の柔軟さを持たない獅子座の場合は、自分の視点を変えることがなかなか出来ないため、人生も堅苦しいものになりがちです。