正々堂々直球勝負
小心者なところがある獅子座は、家の中では神経質なこともありますが、外に出ると大胆に振舞います。
また、こだわる部分に関して驚くほどの執着を見せることがありますが、それも人前で見せることはあまりないでしょう。
自宅と外出先での態度が大きく異なる獅子座がいるため、それを知らない人は驚くかもしれません。
家と外の両方で共通していることは、どちらでも正々堂々としているということかもしれません。
たとえふだんは無口でも必要があればストレートな物言いをすることができますし、意思を伝えることもできるでしょう。
家で静かにしているタイプの獅子座だと、外にいったときとのギャップがかなり大きく見えやすいようです。
自己表現を伴う
これまで何度か、獅子座は自分を表現することが大切だと書いてきましたが、じつは獅子座は日常的に、小さな自己表現をしようとしていたりするものです。
たとえば、会話のときに妙にジェスチャーが大きかったり、
会議でプレゼンをするときにエンターテイメントがかっていたり、
妙に印象に残る話し方をしていたり、
こまめに写真をとってネットにアップしたり、
無意識のうちに日常の中に自分らしさを表そうとするのです。
獅子座には、人生ををまるでドラマのようにとらえる傾向があるので、頭の中では自分なりのドラマが進行しているのかもしれません。
そう考えると、獅子座は他の人以上に劇的で感情豊かな人生を送っているようにも思えます。
楽しいことを追求
純粋な意味での「娯楽」と欲望からくる「快楽」は分けて考えたほうがよいものですが、獅子座はその辺の区別はすこしあいまいなほうかもしれません。
あいまいというよりも、欲望と娯楽の距離が近いため、同じもののように感じやすいのです。
たとえば人を好きになったとき、純愛にとどめておくために「プラトニックラブだけで終わらせよう」という感覚は薄く「好きならまずは愛し合おうよ!」というストレートな行動にりやすいでしょう。
そんなストレートな獅子座が楽しいことを追求しようとするときの力は大変強いものがあります。
それは本能と楽しいことが近いため、発揮されるエネルギーが強まるから。
獅子座は身をもって「生きるということは楽しいものだ」ということを体現しようとしているのかもしれません。